Shoko’s Life

Berkeley → Chicago → Japan

「有頂天ホテル」


近ごろは見たい映画が目白押し。
忙しくてずっと我慢の子であったけど、やっと仕事もひとくぎりついたし、それにこれからはしばらく日本語で映画も見られなくなるだろうから見倒しておこうとばかりにレディースデー(水曜日)の今日、前から見たかった「有頂天ホテル」を見に行った。
おなじみ三谷幸喜の世界炸裂だ。
出ている人たちも、三谷ワールド一色。5分に一度のシニカルな笑いもお手のもの。
確かにおもしろい。笑わせてもらった。でも・・・ん?なんだか物足りない。
関西人にとっては、彼の「笑わせたろ」という意図がみえみえでもうすでに食傷気味なのだった。
この間、三谷氏がインタビューで「この役者さんにコレをしゃべらせたら面白いだろうな、という個人的な趣味で書いてます」と言っていたけれど、見ている側にもその意図が丸見えになってしまったせいか、かえって「もうこの人にこれ以上言わせるな~!」と抵抗してしまう。
役者がよければよいほど、あざといセリフよりその人そのものの雰囲気を味わいたいと思う。だから私は、“Shall We Dance”のようなペーソスが好きだ。
これだけの役者が揃って面白くないわけがない。三谷ワールドはまるで「男版、橋田寿賀子」になっていくのかもしれないな。
とはいえ、仕事帰りの息抜きにはいい映画だろう。本当はもっと見たいのがあったんだけど、あまりにテーマが重かったので今日はコレで正解としとこう。



ちょっとやりすぎデス